副業でネットショップ開業!でも何から始めたら良いのかって知ってる?

こんにちわ。ねこえもんです。
早いものでもう12月ですね・・・。今年も残すところあとわずかとなりました。
プロフィールでも記載のとおり、僕は将来的に脱サラをして、雑貨屋を開業したいと思っています。
その手始めとして、まずは副業というカタチで、ネットショップでの開業を目指したいと思います。
しかし、一言でネットショップと言っても、一体何から始めれば良いのでしょうか?
目次
実店舗とネットショップとの違いって何?
実店舗、ネットショップの運営において、もちろん「お客様に商品を販売する」という点では同じではありますが、実際に必要となるものや、お客様との接し方などを比較すると、非常にたくさんの違いがあるようです。
まずは、それぞれの開業から販売までにすることを、おおまかに比較してみます。
実店舗での開業から販売までにすること
(1) 土地の上に建物を建てる(テナントを借りる)。
(2) その建物に内装を施す。陳列に必要な什器や備品の調達。
(3) 販売する商品を仕入れ、陳列する。
(4) お客様が直接店舗を訪れる。
(6) 店頭レジでお会計。お買上げ商品の包装。
(5) 商品を直接手に取る。商品説明やお問い合わせに対する接客。
上記のような流れが一般的ですね。
実店舗については、皆さんも実際に日々お買い物されていると思うので、イメージはでき易いと思います。
では、ネットショップではどうでしょうか?
ネットショップの開業から販売までにすること
(1) パソコンをインターネットに接続する。(プロバイダ契約)
(2) インターネット上にネットショップを公開するスペース(土地)を確保する。
(3) ネットショップの内装(デザイン)をおこなう。(専用のシステムが必要)
(4) 販売する商品をレンタルサーバー上に登録し、商品ページを生成する。(専用のシステムが必要) また実店舗と違い、視覚のみで商品の魅力を伝えるので、商品の説明文や画像でアピールする。
(5) 広告やSEO、口コミ(SNS)、メルマガなどでお客様をネットショップに呼び込む。(集客)
(6) ショッピングカートシステム(実店舗でのレジにあたるシステム)を使い、お客様自身に個人情報を入力してもらい注文を完了してもらう。
(7) 商品を梱包し配送作業をおこなう
いかがでしょうか?
ざっくり比べてみても、これだけの違いがあるんですね。
実店舗とネットショップのメリット・デメリット
次に、実店舗とネットショップを運営していく上でのメリット、デメリットを整理して表にまとめてみます。
実店舗とネットショップ比較
実店舗 | ネットショップ | |
販売エリア | 店舗周辺の地域 | 全国(全世界)での販売が可能 |
お客様の安心感 | 直接商品を見て、触って確かめているので、ギャップが少なく安心感がある | 直接商品を見ていないため、写真と実物が違うなどの不安がある |
集客方法 | 口コミ、通りがかったなど、自然にお客様が訪れる(自然集客) | 自然にお客様が訪れることはほぼないため、集客のための施策が必要(メルマガ、ダイレクトメールなど) |
商品の配送 | 基本的に不要 | 商品に合わせた配送方法が必要(大型商品・クール便など) |
営業時間 | 開店時のみ販売が可能 | 年中無休・24時間営業 ※注文を受けるためのシステムがある場合 |
商品の説明やアピール方法 | お客様自身が実際に手にとって判断、試着や試飲もできる | 商品写真や説明文、実際に購入した方からのレビューなどからイメージして判断する |
商品への質問 | 店員に直接質問できる | 電話やメールでの問い合わせ |
開業にかかる費用 | 外装・内装費ともに高くまとまった資金が必要 | 内装費(ネットショップ作成にかかる費用)のみで、人件費も含めて実店舗より低価格で開業できる |
ネットショップのメリット
1.365日24時間営業
ネットショップと実店舗を比較した際のメリットとしてまずあげられるのが、営業時間を考慮しなくていいということですね。
■ネットショップ:365日24時間営業(システムで受注対応可能)
■実店舗:10時~20時、定休日あり
と言った具合に、お客様は買いたいときにいつでも商品を買うことができます。あなたが寝ている間も注文を受けることは可能です(笑)。
また実店舗では営業時間外のため、ターゲットとならない顧客層にも、買ってもらえる機会が増える可能性が広がりますよね。
2.開店までにかかる費用が少なくて済む
店舗の家賃と同様、ネットショップ開店にも費用はかかりますが、 実店舗と比べても低予算での開業が可能です。
実店舗の場合には、事務所や倉庫の家賃が発生し、家賃は通常大きさや立地によりますが、だいたい15万~50万円程度、さらに、商品を陳列する什器や棚なども準備する必要があるので、少なく見ても数百万程度の予算が必要です。
対照的に、ネットショップの場合、事務所や倉庫は自宅でも良いですし、陳列する什器や棚も見栄えのいいものは不要ですね。
またその他に、立地という物理的な制限がないので、海外のお客様に商品を販売することもできますし 、実店舗ほど陳列スペースを考慮しなくてすむため扱える商品数も増えます。
ネットショップのデメリット
1.お客様との接点
実店舗では、お客様と直接向かい合っての対面接客ができますが、 ネットショップでは、実際にお客様の顔を見て販売できるわけではありません。
実店舗のように、来店時に営業をして、販売することはできないので、商品ページの写真の見せ方や、説明文の表現方法で購入を判断されてしまうのです。
購入後のサポートも、基本的には電話やメールになるため、お客様の立場に立った細かな気配りが必要です。
2.価格競争
実店舗と比較して、ネットショップは価格競争になりやすいという点があります。ほかの店舗が同じ商品をいくらで販売しているのか、容易に比較できてしまうためです。
3.集客
そのほかに、実店舗と違いフラっとお客様が立ち寄ってくれる可能性もないため、集客も必要です。
しかし一度気に入ってもらえれば、実店舗と同様に、リピーターになってもらえますので、ネットショップの開業当初は最初にお客様を呼びこむところが重要と言えるでしょう。
理想は限りなく実店舗に近づけること!
皆さんもほとんどの方が、一度はネットショップでのお買い物を経験されたことがあると思います。
しかし、ネットショップの運営のことって、ご存知でない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
上の流れを見てみると、わりと開業するまでは短期間、低費用でいけそうですが、開業してからが、集客、商品説明ページの作成など、大変な作業が多いんです。
特にネットショップでは、お客様が実際に商品を見ているときに、どのような反応をしているのか確認することができないので、商品のアピール方法も、実店舗とは全然違ってくるんですね。
しかし「お客様が欲しいものを買う」という行動自体に違いはありませんので、お客様にいかにバーチャルの世界で、リアルなお買い物を楽しんで頂けるかが目指すべきネットショップの理想だと僕は思います。
ネットショップを開業…どのシステムを使えば良い?
さて、いざネットショップを開業しようと思ったとき、多くの方が最初に悩むのが「どのようなシステムを使ってネットショップを開業・運営していくのか」ということですよね。
最近では多くのネットショップ構築サービスがあります。
お店の規模やコンセプトなどの運営方針、予算などなど、自分に合った方法を選ぶことがとても重要だとは思いますが、僕個人的には、低予算、開業までのスピードを考慮すると「高機能レンタルショッピングカート(ASPサービス)」での開業を迷わずおススメ致します。
レンタルショッピングカート(ASP)とは
ASPとは、アプリケーション・サービス・プロバイダーの略で、パソコンにソフトをインストールすることなく、InternetExplorerやGoogleChromeといったウェブブラウザー上で利用する、プラットフォーム(サービスの基盤)の名称です。
その中でも、ネットショップ運営のためのショッピングカートや受注管理システムを提供するサービスを、レンタルショッピングカート(ASP)と呼びます。
楽天市場などのモール店舗とは違い、一戸建ての路面店として運営していくタイプのネットショップ開業サービスです。
高機能レンタルショッピングカートの特徴
高機能レンタルショッピングカートでは
・サーバー
・商品ページの自動生成機能
・ショッピングカート
・受注管理機能
これらがすべてパッケージ化されおり、開業までの難易度が低いので、初めての方でも導入しやすいという特徴があります。
提供されるサービスによってかかる費用はさまざまですが、楽天市場などのモールに比べると比較的低価格であるといえるでしょう。
レンタルショッピングカートの代表的なサービスといえば、
などがあります。また現在では初期費用・月額費用も全て無料でできる
も初心者でもすぐに始められるということで、大変人気のサービスです。
契約プランによっては必要な機能が足りないことや、利益に対して手数料がかかってしまうこともあるので、申し込む前に、あなたが何をしたいのかということと、欲しい機能があるのかをじっくりと確認、検討して下さいね。
レンタルショッピングカートのメリット
大まかにレンタルショッピングカートのメリットは、デザインが自由におこなえることや、モールで起こりがちな価格競争に巻き込まれにくいこと、また月額費用などが安いため、利益率は高くなります。
さらに、顧客の会員情報は全て自社のものになるため、獲得した顧客リストに自由にメルマガやDM、ポイントなどのキャンペーンを実施できます。
必要なシステムやセキュリティも、常にサービス事業者によって更新されるため、自分たちで費用をかけ対策をおこなわなくとも、最新の環境での運営が可能です。
ネットショップ開業までに必要なものがパッケージされているため、難易度は低く、はじめての方でも導入しやすいという特徴があり、パッケージソフトや専用システム構築に比べ、短期間でオープンできるところも魅力です。
レンタルショッピングカートのデメリット
デメリットとしては、初めてネットショップを開業する場合は知名度が低いためモールに出店するより集客は難しくなります。楽天市場の利用者数は約4000万人、ヤフーショッピングで約2600万人(2018年6月現在)その集客力は圧倒的ですよね。
機能について、集客、運営・管理、リピート対策など必要なものは揃っていますが、基本的には個別のニーズに対応した形になっていません。
(一部、MakeShopのようにカスタマイズできるサービスもあります)
また、すでに実店舗などで基幹システムを導入しており、ネットショップとの連携をおこないたい場合などは、別途開発費用がかかることがあるのでご注意下さい。
すでに扱っている商品が特殊で自由に設定したい場合や、月商が億を超えるレベルなら、ほかサービスを検討したほうが無難ですね。
初めてのネットショップなら絶対レンタルショッピングカート!
以上、高機能レンタルショッピングカートの特徴などを見てきましたが、これからネットショップを立ち上げられる方や、あまり開業予算を当てられない方には、迷わずレンタルショッピングカートで開業されることを激しくおススメします。
小さく初めて、大きく育てる!
これからネットショップを始めるということは、まだ商品、仕入先の開発もこれから、通販のノウハウも全くないところからのスタートだと思います。
ですので、最初は自店で取り扱う商品を決めて、とにかく陳列して販売してみること。開業当初ははっきり言って、誰からも見向きもされないでしょう。
モールに出店すれば、少しはリアクションもあるかも知れませんが、そのお客様はモールのお客様。あなたのお客様ではありません。
最初は苦しい日々は続きますが、地道にコツコツと自分オリジナルの商品、自分のお店のファンを少しずつ増やしていくことが、長い目で見ると絶対にプラスになると信じています。
そういう意味でも、まずはレンタルショッピングカートでスタートさせて、ある程度の基盤ができ、もっとたくさんのお客様に紹介したい商品、他社に価格以外で対抗できる商品ができた時点で、モールに出店していくのが良いと思います。
もちろん、最終的には倉庫兼店舗みたいなカタチで、実店舗としても運営していければ幸せですね。
無料お試し期間でとにかく始めてみよう!
システムは、とにかく使ってみることが一番の近道だと思います。
上記に挙げた、代表的なレンタルショッピングカート各社でも、それぞれ2週間~1ヶ月の無料お試し期間を設けておられますので、まずはどこかのレンタルショッピングカートに申し込んで、まずは触ってみることです。
管理画面より、基本的なネットショップ構築の設定をしていくことで、ネットショップを開業するのにしなければならないことが、まだまだ山の様にあることに気づかされます。それだけでも勉強になりますよね?
また、各社ともネットショップ開業に関する資料やノウハウ集的なものも無料で配布されておりますので、そちらも非常に参考になりますよ。
僕自身も、あれこれと詮索するのはもう終わりにして、まずは副業ではありますが、そろそろネットショップの開設準備を始めて行きたいと思います。その過程での情報はまた記事にさせて頂きますので、また参考にして頂ければと思います。
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※各レンタルショッピングカートの詳細はこちらからご覧下さい↓